訪問歯科コンセプト

  • TOP
  • 訪問歯科コンセプト

Visit歯医者に通えなくなっても。
皆様の健康を、変わらず守り続けたい

世田谷区祖師谷・砧の歯医者「百瀬歯科医院」では、訪問歯科に対応しております。平成21年より実績を重ね、現在は年間約10,000回の訪問診療を行っております。

こちらでは、そしがや訪問歯科クリニックでの訪問診療へのこだわりや訪問治療プログラムのご紹介を掲載しております。周りの方が気づきにくい摂食嚥下(噛む・飲み込む力の低下)による全身への影響についてもご案内しておりますので、ご家族様・ケアマネージャー様もぜひご覧ください。

そしがや訪問歯科クリニックが、
責任をもってご自宅へ伺います

百瀬歯科医院の訪問歯科部門が、責任をもってご自宅へ伺います

当医療法人社団 百瀬歯科医院は昭和43年砧の地に開業し、平成19年より、百瀬智彦が院長を務めてまいりました。歯科往診は平成21年にスタートし、現在はそしがや訪問歯科クリニックとして新たに専用の医院を設立いたしました。

当院院長 上杉雄大(写真後列左から3番目)を筆頭に、治療内容は、口腔ケア、入れ歯の作製・修理、虫歯治療、根管治療、レントゲン撮影、嚥下機能評価およびリハビリと、多岐にわたります。医院にお越しになるのが難しい患者様にもできるだけ外来と同じレベルの医療をご提供すべく、訪問歯科チームが責任を持ってお伺いします。

医院情報

医院名 そしがや訪問歯科クリニック
住所 〒157-0072
東京都世田谷区祖師谷3丁目32-3 NNビル 2階
訪問専用ダイヤル 070-6557-6518
FAX番号 03-6411-4696
診療時間 【平日】9:30~13:00 / 14:30~18:00 (最終受付 17:00まで)
【土曜】9:30~13:00 / 14:30~17:00 (最終受付 16:00まで)
休診日 日曜 ・祝日
アクセス

小田急線「祖師ケ谷大蔵駅」から徒歩1分

それぞれの原因を追究し、患者様に最適なアプローチを

それぞれの原因を追究し、患者様に最適なアプローチを

現在、介護の現場において「お口の状態と全身の健康には深い関わりがある」という点に注目されています。その主な要因には、嚥下機能(飲み込む力)の低下による誤嚥性肺炎と口腔内細菌との関連性や、窒息などが挙げられます。

これらは、歯医者に通えなくなったことにより歯や入れ歯に細菌性の歯垢(プラーク)が蓄積し、細菌を含む唾液を飲み込んでしまっていることが大きな原因です。

また、一見問題なく食事ができているようで実はうまく咀嚼できていなかったり、舌や喉の機能が低下しうまく飲み込めていなかったりするケースもあります。こうした状況は、介護をされる方と歯科医師が情報共有をし、しっかりと診察しなければ発覚しづらいものです。

私たちは歯科として皆様とご縁ができた以上、責任を持ってご利用者様のお口の健康を守ることに努めます。チームによるアプローチで、虫歯や歯周病の抑制のみならず、肺炎や窒息による急な容態の変化を、可能な限り防いでゆきたいと考えております。

百瀬歯科医院は、ご自宅でも歯科医院と同じサービスをご提供できます

百瀬歯科医院は、ご自宅でも歯科医院と同じサービスをご提供できます

当院では、外来診療と同水準の治療を訪問歯科でもご提供できるよう、充実した治療器具を準備しております。また基礎疾患を抱える患者様のお悩みを少しでも解決できるよう、患者様の全身状態を考慮した歯・口腔疾患に対する治療計画を立案し、歯の痛みや違和感の解消から、快適な食事までサポートさせていただきます。

患者様の口腔内環境の改善だけではなく、食生活を支える歯科医院を目指します。

「口腔バイオフィルム感染症の検査がご自宅で可能です」

口腔バイオフィルム感染症の検査がご自宅で可能です

ご自宅などで療養を行われている患者様におかれましては、口腔内の細菌の増加が著しい傾向にあり、口腔内の汚染から発症する口腔バイオフィルム感染症によってその他の歯科疾患や口腔粘膜疾患、または誤嚥性肺炎などを引き起こす可能性があります。これらの病気は生命予後の悪化や生活の質低下を引き起こすことがあります。

この細菌カウンターは、だ液に含まれる細菌総数を測定でき、口腔内汚染状況の迅速な把握が可能になります。培養法では、2~4日間ほど菌の培養期間が必要ですが、この細菌カウンターでは約1分という短時間で測定が可能です。特定の患者様は保険診療内で検査を受けていただけます。

プログラムに基づき、
最大限の効果を実感いただける治療

当院の訪問歯科プログラム

  • 初診時問診及び口腔内診査
  • 摂食機能リスクアセスメント(飲み込みの評価)
  • 歯科治療及び口腔ケア、嚥下リハビリテーション
  • 治療終了から1ヶ月後に再評価による検診及び嚥下機能評価 
  • 必要に応じた間隔での専門的口腔ケア
  • 原則として3ヶ月に1回以上の歯科医師による検診

口腔ケアに必要な器具や歯ブラシなどの用品はすべて、お一人おひとりに専用のものをご用意いたします。

この訪問歯科プログラムは、様々な研究データに基づき、ご利用者様にベストな環境をご提供するためのものとなっております。以下に、その根拠となる論文の一部をご紹介いたします。

1. 特別養護老人ホームにて5か月間徹底した口腔ケアを行った結果、行わなかった場合と比べて口腔内の歯肉の炎症の抑制のみならず、咽頭部の細菌数が1/10まで減少した。
※参考
弘田勝彦ほか:プロフェッショナル・オーラル・ヘルス・ケアを受けた高齢者の咽頭細菌数の変動。
日本老年医学会雑誌,34:125-129,1997

2. 全国11か所の特別養護老人ホームにて184人(平均年齢82.0歳)を対象に週に一回歯科医師もしくは歯科衛生士による専門的口腔ケアを2年間行った結果、行わなかったグループ182人(平均年齢82.1歳)と比較して発熱の発生率が50%、肺炎による死亡者数は54%減少し、大いに関連がある事を確認した。また、無歯顎者の内、総入れ歯を使用している方が、使用していない方と比べ肺炎のリスクが72%少ない事を確認した。
※参考
Yoneyama T, et al : Oral care and pneumonia. Lancet, 354 : 515, 1999.

「肺炎」は、その人のQOL(生活の質・人生の質)を著しく低下させる病気です。なるべく入院せず、平穏にお過ごしいただくための一助となれば幸いです。ご不明な点などがございましたら、お気軽にお尋ねください。

当院には「摂食嚥下リハビリテーション」の専門医が在籍しています

当院には「摂食嚥下リハビリテーション」の専門医が在籍しています

「摂食嚥下」とは、飲食物を咀嚼(そしゃく)する「摂食」と、飲み込む「嚥下(えんげ)」を表す言葉です。健康な方には当たり前の行為ですが、高齢になって筋力が落ちたり、認知症になって「食べる」ということ自体が適切に行いにくくなったりすると、「摂食嚥下障害」が生じることがあります。摂食嚥下障害が起きると、体は栄養を摂れなくなり、食事の楽しみも奪われてしまいます。

摂食嚥下障害の改善には、リハビリテーションが必要です。そしがや訪問歯科クリニックには、摂食嚥下を専門に学び、経験と実績のある医師が在籍しております。

摂食嚥下の詳細・
リハビリについてはこちら

詳しくはこちら

訪問介護を受けられる患者様と
ご家族の方へお伝えしたいこと

近年、虫歯や歯周病といった「口腔疾患」と「全身疾患」とに、深い関わりがあることが明らかになっています。お口をきれいに保つことは、全身の健康維持に大変有効です。

患者様ご自身が快適な生活を送られることで、ご家族の負担を少しでも減らせるようサポートさせていただきます。ご不明な点は、なんでもお気軽にご相談ください。

そしがや訪問歯科クリニックの
ご予約について

詳しくはこちら

世田谷区祖師谷・砧・成城の歯医者
百瀬歯科医院