子どもの歯並びが気になったら

世田谷区砧・成城の小児歯科専門医院「歯列育成クリニック」では、お子さまの小児矯正を早い段階でおこなうことで、咬み合わせを改善し虫歯や歯周病になりにくい口腔内環境に整えることができます。また、小さいころから矯正治療をおこなうことで、矯正治療期間の短縮にもつながります。

お子さまの矯正治療について

お子さまの矯正治療について

当院では小学校低学年頃から歯列不正を予防しながら、お口の機能の健全な発育を促していく、「予防的矯正治療」を実践しております。一般的に歯並びが悪くなるのは遺伝などの防ぎようのない理由と考えられているようですが、必ずしもそれだけではありません。歯並びが悪くなるのは遺伝だけではなく、お口の使い方や、習慣と大きく関係があります。そして、歯列不正のほとんどは「歯」自体に問題はなく、歯が生えている土台、つまり「あごの骨」の大きさが原因なのです。

ではなぜ、「あごの骨」の大きさに問題が出るのでしょうか? その原因は大きく2つに分けられます。1つめは指しゃぶりや爪咬みなどの習慣的要因。2つめはあごが最も活発に成長する6歳から10歳頃に、何らかの理由で本来の発育ができなかった場合です。近年はこの2つめの理由による歯列不正が増加しています。

あごの発育には呼吸のし方、舌の使い方、咬む力が密接に関係しています。
習慣的に鼻呼吸ができ、舌の使い方が正しく、咬む力が適切であればあごは自然に発育します。しかしながら、食環境の軟食化が進み、アレルギー疾患が増加することで、多くの子供達の口腔機能が弱まっています。
いつもポカーンと口をあけてしまう(口呼吸)、いつも舌を口の中で低い位置においてしまう(低位舌)、硬い物をしっかりと咬んで、飲み込むことができない(異常嚥下癖)、このような口腔機能の異常が習慣化してしまうことが歯列不正の原因となっています。

「呼吸」「嚥下(飲み込む)」、「咀嚼(かむ)」の3つの機能は生涯を通して体の健康に影響します。特に発育期には体と脳の発育にとても重要な役割があります。小さい頃に身につけた習慣は大人になって自然に改善することはなく、口呼吸がさまざま全身の慢性疾患の根源になっていることもわかっています。
子供の時期の矯正治療は、あごや歯、そして歯並びなどの形態を改善するだけでなく、「呼吸」、「嚥下」、「咀嚼」、「発音」といったお口の機能を健全にしてあげることが大切です。こうして手に入れた美しい口元や正しいお口の使い方は、一生のかけがえのない財産になります。
私たちは、一生涯を通して、健康なお口元を育成することを通して、お子様の成長をサポートすることを目指しています。

当院の矯正医の紹介

矯正医 林 亮助(はやし りょうすけ)
林 亮助(はやし りょうすけ)
歯学博士
日本大学兼任講師
認定医 日本矯正歯科学会
略歴 2002年 日本歯科大学卒業
2003年 日本歯科大学歯科臨床研修修了、日本大学松戸歯学部歯科矯正学講座入局
2006年 日本大学大学院博士課程修了
2007年 日本大学松戸歯学部歯科矯正学講座 助手
2011年~ 日本大学松戸歯学部歯科矯正学講座 兼任講師
所属団体 日本矯正歯科学会
東京矯正歯科学会
成人矯正歯科学会
日本口腔筋機能療法学会
ごあいさつ

矯正医として診療をする傍ら大学に所属し、企業と連携して「子供たちの口腔機能とあごの発育」に関する研究を行っております。これまでの研究から、歯並びが悪くなるのには相応の理由があり、小学年低学年頃の適切なタイミングで治療することによって、歯並びだけでなく、口腔機能を健全化することが大切だということがわかりました。
歯並びで少しでも気になることがありましたらぜひお越しください。現状をご説明し、適切な対応をお伝えさせていただきます。また、治療期間、装置などのご不明点についてもお気軽にご相談ください。

お子さまの歯と癖

指しゃぶり
指しゃぶり
5歳児以降の指しゃぶりは、「出っ歯」の原因になる場合があります。
タオルを咬む
タオルを咬む
上下の歯が咬み合わなくなってしまう場合があります。
爪咬み
爪咬み
歯や歯ぐきに大きな負担がかかり歯並びが乱れてしまう原因になります。
唇を咬む
唇を咬む
上唇を咬むと「受け口」、下唇を咬むと「出っ歯」の原因になる場合があります。
頬杖
頬杖
顎関節や顎の骨への過剰な負担がかかり、顎がゆがんでしまうこともあります。
口呼吸
口呼吸
舌の位置が不安定になり、周囲の歯を触ったり押したりすることで、「出っ歯」や「開咬(かいこう)」の原因になる場合もあります
舌で歯を押す
舌で歯を押す
歯並び全体を乱してしまう原因になります。
丸飲み
丸飲み
しっかりと食べ物を咬まないと顎に刺激が伝わらず、顎の成長が妨げられてしまいます。

歯並びの種類と矯正の時期

歯並びの種類
  • 上顎前突 じょうがくぜんとつ
  • 反対咬合 はんたいこうごう
  • 上下顎前突 じょうげがくぜんとつ
  • 交叉咬合 こうさこうごう
  • 空隙歯列 くうげきしれつ
  • 叢生 そうせい
  • 過蓋咬合 かがいこうごう
  • 開咬 かいこう
上顎前突(じょうがくぜんとつ)

上顎前突(じょうがくぜんとつ)

「出っ歯」と言われる状態です。原因はさまざまで遺伝や、下顎が小さすぎたり、上顎が大きくずれたりすることで起こる場合があります。

反対咬合(はんたいこうごう)

反対咬合(はんたいこうごう)

「受け口」と言われる症例で、下の歯が上の歯より前に飛び出た状態です。顎の骨や関節に負担がかかったり、発音に悪影響を及ぼす場合があります。

上下顎前突(じょうげがくぜんとつ)

上下顎前突(じょうげがくぜんとつ)

上下の歯列がともに前に突き出ている状態で横から見たシルエットが特徴的です。唇が閉じにくかったり、転倒したときに前歯が折れたり、口の中を傷つけたりしやすい歯並びです。

交叉咬合(こうさこうごう)

交叉咬合(こうさこうごう)

上下の歯の咬み合わせがずれている状態です。そのため、均等な力で物を咬むことができません。顎のバランスが左右で整わなくなったり、顔貌がゆがんだりする場合もあります。

空隙歯列(くうげきしれつ)

空隙歯列(くうげきしれつ)

歯と歯の間に大きな隙間がある状態です。食べ物が挟まりやすいため、お口のトラブルにつながります。また、息が抜けて発音がしづらくなる場合もあります。

叢生(そうせい)

叢生(そうせい)

犬歯が飛び出している状態。歯が重なった部分にプラークが溜まり、虫歯の原因になったり、唇を傷つけてしまったりする場合もあります。

過蓋咬合(かがいこうごう)

過蓋咬合(かがいこうごう)

上の前歯が下の前歯に深くかぶさった状態です。歯ぐきを圧迫し、傷をつけてしまう場合があります。また、ブラッシングが十分にできずプラークが溜まりやすいので、虫歯のリスクが高まります。

開咬(かいこう)

開咬(かいこう)

奥歯を咬み合わせた時に前歯が咬み合わず、上下の隙間が空いた状態です。均等な力で食べ物を咬むことができません。

矯正をはじめる時期

矯正をはじめる時期

矯正治療は、乳歯が生えそろった時期か、永久歯が生えてきた時期にはじめることをおすすめします。咬み合わせの状態や顎の成長段階によって異なりますが、早めに矯正治療をはじめると治療期間を短縮し、歯並びや咬み合わせもより安定した口腔内環境を整えることができるからです。矯正をおこなうためのタイミングを知るためにも、早めに歯科医師に相談しましょう。

小児矯正のメリットについて

メリット1. 治療効果が高い

お子さまの顎の成長を利用し早い段階から矯正治療をおこなうことで、歯の移動や調整が比較的簡単に、短期間でおこなえます。また、抜歯することなく、治療をおこなうのでお子さまの身体への負担も抑えられます。

メリット2. 虫歯リスクを軽減

歯並びが乱れていると、歯が重なりあったところに汚れや食べかすが溜まり、虫歯のリスクが高まります。歯並びを整えることで、ブラッシングがしやすくなり虫歯予防につながります。

メリット3. コンプレックスを解消する

「出っ歯」「すきっ歯」「受け口」など、歯並びが乱れていることによって見た目を気にしてしまうお子さまも多くいらっしゃいます。きれいで自然な歯並びは、コンプレックスの解消にもなります。

矯正装置紹介

メタルブラケット

メタルブラケット

もっとも一般的な矯正装置です。金属性のブラケットを歯の表側に付けてワイヤーの力で矯正します。金属が見えてしまうので見た目が目立つものの、費用を比較的抑えることができます。

セラミックブラケット

セラミックブラケット

歯の表面に付ける装置がセラミック製の物なので、金属製のメタルブラケットと比べて見た目が気になりません。

クリアブラケット

クリアブラケット

透明なマウスピースを使って、歯並びを正しい位置に動かす矯正法です。透明なので見た目も気にならず、取り外しも可能なので、食事やブラッシングも通常通りにおこなうことができます。

床矯正

床矯正

取り外しが簡単にできる矯正装置で子どもの矯正治療に使用します。骨が成長する力を利用して徐々に顎を広げていき、永久歯が並ぶスペースを確保します。取り外し可能なので、口腔内を常に清潔に保つことができます。

歯列育成クリニック
料金表

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